「マンション選びに新しい視点を」ということを、この本では提案していきたいと思っています。では、それはどんな視点なのでしょうか。マンションを分譲するのは不動産会社で、その業界が「不動産業界」と呼ばれていることは、いまさら説明するまでもないでしょう。「不動産」というのは「土地」や土地と一体となった「資とら陸」のことで、私たちは知らず知らずのうちに資産Ⅱ財産という目で住宅を捉えてきました。あるいは、住宅の設計や建設に着目して、建物のデザインや機能性という視点で住宅を捉えてもきました。もちろん、マンション選びにこのような視点は不可欠です。資産価値や機能性などは戸建て住宅を選ぶ時にももちろん不可欠なポイントです。では、戸建てとマンションの本質的な違い、あるいはマンションならではの価値を高めているものとはなんでしょうか。そこに「マンション選びの新しい視点」があるのではないか、と私は思うのです。それはどのようなことなのでしょうか。